2024/06/08 23:58

チベット難民の長い旅はつづく⑨「信州で暮らすー介護の仕事」

信州の冬は寒くて長いが、私は雪が降ると嬉しくなる。雪国チベットの血が騒ぐというか、幼い頃の記憶が蘇るのか、雪かきをしていると夢中になって汗だくになるまでやってしまう。雪の中を散歩するのも好きだ。私...

2024/05/23 14:01

チベット難民の長い旅はつづく⑧「日本での生活」

短い間ではあったが、24年ぶりにチベットへ帰郷し、家族との再会を終えて日本へ戻ってきた私は、今まで胸の奥にあった詰まりが取れたようにすっきりとした気分だった。 近年はチベット人が欧米に亡命し国籍...

2023/09/28 14:00

チベット難民の長い旅はつづく⑦「家族との再会」

カイラス山の標高5000mを超える巡礼路で一番元気なのは私だった。チベットに着いてから私はずっと興奮していて、高山病になる暇もなかった。久々の故郷の味はどれもとびきり美味しく、何を見てもとに...

2023/09/12 18:23

チベット難民の長い旅はつづく⑥「24年ぶりの故郷」

2008年の北京オリンピックが終わり、チベット内での人々の移動は厳しく制限されるようになった。チベット語の教育は中国語に取って代わり、伝統的な生活様式で暮らす遊牧民は強制移住させられ、生き...

2023/09/12 16:53

チベット難民の長い旅はつづく⑤ 「南インドでの大学生活」

インドに亡命してから12年間近くを過ごしたTCV (チベット子ども村)を無事卒業した私は、大学を探すため北インドのダラムサラからデリーまで夜行バスで1晩、さらにデリーから列車て...

2023/09/12 00:45

チベット難民の長い旅はつづく④ 「寄宿学校卒業〜大学へ」

 今思い返してみると、中学3年ごろは経済的なバック アップも何もない自分の境遇に、改めて不安を募らせていた時期だった。人から与えてもらうのを待つしかない、貧しいことが恥ずかしく思えた。必...

2023/09/12 00:30

チベット難民の長い旅はつづく③「続・チベット人寄宿学校での生活」

TCV(チベット子ども村学校)のあるダラムサラは標高約2千メートル、寒さが厳しくなる12月半ばから2月末まで長い冬休みとなる。しかし、インドに身寄りがなく、行く先のない子どもはその間...

2023/09/12 00:15

チベット難民の長い旅はつづく②「チベット人寄宿学校での生活」

チベットから数週間をかけ亡命を果たした私たち一行は、カトマンドゥの難民センターで数日過ごした後、バスでインド・デリーの難民センター、そしてチベット亡命政府のある、北インド・ダ...

2023/09/12 00:00

チベット難民の長い旅はつづく①「チベットからの亡命」

2018年秋、長野県小諸市。チベットの文化や心を伝えたいと2015年から開催されている「キキソソチベットまつり」。終始和やかな空気が流れていたおまつりのエンディング、主宰者の在日チベット人ゲニェン...